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受診の為の準備が大切です

看護師

症状をまとめると楽です

精神科を受診するにあたって、多くの人が感じるのはきちんと自らの症状を伝えられるかどうかということです。診断を受けることで精神病との診断が下される可能性がある時には、その事実を受け入れる心の準備が必要となってきます。精神病が疑われる場合は、これまでに至る経緯や自らの気持ちをうまく伝えられないことが考えられますので、事前に準備しておくと助かるものがあります。それはこれまでの自分の気持ちや身体の変化、あるいは不調などがいつ頃から現れ状況が移り変わっていったかの過程をノートなどにまとめることです。実際に精神科を訪れて医師の問診が始まった時にうまく話せなかったとしても、このノートがあれば状況を理解してもらうことができます。その結果としてやはり精神病の疑いがあったり、はっきりと精神病との診断が下されたりした場合は、次のステップとして治療の準備にとりかかることが可能になります。近年多くの精神科では、予約制の診療体制をとっているところが増えています。これは一人一人の話に耳を傾けたり、同行者に実情を確かめたりしながら状態を把握する必要があるため時間を必要とするからです。初めて受診する時には、あらかじめ電話で精神科を受診することが初めてである旨を伝えて、予約が必要かどうかを必ず確認しましょう。ほとんどの医療機関ではきちんと話を聞くために、初診の場合は最低でも30分の時間を確保するようにしています。実際には30分では話しきれないことが多いので、素早く現状を知ってもらうためにも自己情報を集めたノートが役立ちます。精神病と診断された場合や精神病の疑いがあるとの診断の場合でも、きちんとした治療をすることが重要になってきます。はっきりと診断が下った以上、そのまま何も改善への手段を講じなければ病状はますます悪化の一途を辿るでしょう。軽い風邪や悩みごとなら自然治癒力で直すこともできますが、症状が重くなってからではそうはいきません。適切な投薬治療や行動療法が必要になり、通院期間が長引くことも考慮しなければなりません。精神科に通うことの大きな利点は、治療に関する適切なアドバイスと処方が受けられることです。例えば社会人なら仕事をしながらの治療でも大丈夫かどうかや、内服薬が仕事や生活の場で及ぼす影響などを知ることができます。医師もはじめから生活に支障が出るような投薬はできませんので、症状の進行具合によって見極めていくことになります。そして、まずは現時点での最も大きな悩みを改善することから治療がスタートします。精神科にはカウンセラーが常駐しているところもあり、カウンセリングによって自らの心の奥底に潜む元凶を探り当てることが可能です。家族や友人には言えないことも、カウンセラーになら話せる場合があるでしょう。通院中には医師にも言いづらいことが出てくる可能性がありますが、そんな時にもカウンセラーが橋渡しとなってくれます。精神病の症状がひどい場合は何より医師が処方する治療薬を服用する必要があり、そのためには専門病院にかかるしか方法がありません。そして段階的に薬の種類を増減したり変更したりを繰り返しながら、じっくりと焦らずに治療をすることが一番大事なこととなるのです。